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「ねこの手ハウス」への途中に気になる建物があります。ずっと以前から気づいていたのですが、表札によると仏教に関係があるのか罪を犯した少年の更生のための家らしいことはわかっていました。最近ブックオフでふと見つけた本の著者がその家の表札にあった名前と同じなのですぐに購入し一気に読みました。
その前に読んだ本が、野良犬のボスを何とかして助けたいと思い近所の人達の非難を受けながら、なかなか信頼してくれない野良犬が大変な時間をかけて、著者の本気を感じ、家犬になるまでの実話だったのですが、そこでも救いたい一心で時間をかけて時間をかけて野良犬の気持ちを得たわけですが、この「人になる」という本は、恵まれない家庭で育って人の愛情を知らなくて曲がった道を歩いていた少年を何とか人にしてやりたいと、時間をかけて、時間をかけて関わっていく実話です。罪を犯した少年達が生活しているのに門に戸がないことが少しひっかかっていましたが、その意味もわかりました。
読み終わったとき、あの建物の中でそういう壮絶かつ意味深い生活が日々展開されていたのかと知り、決して諦めないで少年達を信頼し人になる手助けをし続けている人があそこに居るということがとても嬉しく思えました。
野良犬を家犬にした人と罪を犯した少年が人になるまで関わり続ける人とは大きな違いがあるかも知れませんが、私にはどこか共通点がある気がします。そして、そういう人達が居てくださることに感謝の気持ちでいっぱいになります。
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